偏差値60overの大学を卒業するも飲食業に就職した社畜の日記

現在23歳。新卒1年目。自分の考えを誰かに発信したくてはじめました。仕事をしながら、趣味をしながら、気づいたこと。考えたこと。を発信していきたいです✨

今の仕事に決めた理由

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私は去年。

2020年度新卒枠で就活をしていました。

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タイトルである通りそこそこ学歴もあって。

さらに、うちの学校、特に私の学部は就業率も高いことを売りにしていました。

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そんな中はじめた就活。

そんなそこそこの学校だからこそ、なんとなく、名の知れた企業に行くだろう。

というか、行かなければというプライド。

がありました。

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就活は、誰しもつらいものです。

(適当にやらなければ)

でも、学歴がそこそこあったからこそ辛かったのは、いいところに就職せねば。

みたいなので、妥協したらいけないようなそんな気持ちがあったことです。

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きっと私がプライドもなくて

なんでもいいや〜と思う人だったら、大手ではなくとも、今就職したところよりも条件が良くて、自分に合った仕事につけていたかも知れません。

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要するに上を狙い過ぎてしまいました...。

しかも、目指していた業界はコンサル系。

割と難易度が高めな業界でした。

コンサルに行きたかったのは、昔から、問題を解決するために試行錯誤をするのが好きで。

それが得意な方だという考えがあったからです。

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でも、1つ私が不利だったのが、そういった企業の面接だったりは、集まる人も多い故に、典型的な質問に、企業が求める返事をできるか。

と言った"就活が上手な人"が有利なものが多かったのです。

(今考えれば大手なんてどこもそんなものですよね)

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私は"就活が苦手"でした。

皆さんは、『何者』という就活の小説を読んだことがありますか?

私は、小説の方は読んでいないのですが、舞台を見に行きました。

その舞台で、ある登場人物が言っていたのです。

「俺は、企業で役に立てる能力なんてなかった。だけど、ただ、就活が得意だっただけなんだ」(ニュアンス)

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私はまさに、"就活が苦手"な人でした。

せっかちで、コツコツ積み重ねていくのが苦手で。

何十社の説明会に行く。

何十社のES書く

そこから、十何社の面接に行く......

この長ったらしい工程が面倒でたまらなかったのです。

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しかも、コンサル業界以外は、業界を絞らず、金融商社、IT、サービス等々。

いろんなところを受けてしまいました。

昔から色んなことに興味を持ってしまう性格だった私は、全部が魅力的に見えてしまったのです。

こんなことをしていたらもちろん業界研究なんて出来なかったし。

なんなら、やり方もわからなかったし、面倒でやりたくなかった。

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そんなことをしていたら、次々といいところまで行くものの、最終で落とされる。

なんていう辛い結果続き。

コンサル系で最後の最後、唯一残っていた1社。最終面接でお祈りメールをもらって。

そこで、私の心は折れました。

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すごくすごく頑張っていました。

数は関係ないけれど、何十社も受けたが為に、たくさんESを書いて、たくさんスーツを着て都内へ向かったし。

ただ今思えば、やり方が間違っていました...。

まぁ、でもその時はこんなに頑張ってるのに、なんでダメなんだろう...。

と6月になっても内定がない自分をめちゃくちゃ責めました。

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そんな時、少し視点を変えてみよう。

と、今度はベンチャー企業を見てみることにしてみました。

クソみたいな理由ですが、適当な会社に行くなら、ベンチャーなんだ♬って言う方が聞こえがいいかなと思ったからです。

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そこで見つけた今の就職先。

普通の飲食だったらもちろん受けることはなかったと思いますが、ある理由があってそこを受けてみることにしました。(これは言ってしまうと就職先がバレるので×)

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説明会に行くと、人事の人と1対1。

説明を受けてから、多少の質問をされて、最後にこれを聞いて面接を受ける気はあるか?

と聞かれました。

もちろん。「はい」と答えて。

次の週面接に行くと、「社長がぜひ、早くさくちゃんさんと会いたいようで、よければこのまま社長面接しませんか?」

と聞かれて、面接を受けて。

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見事、はじめての内定をいただきました(o^^o)

後々数人しかいない同期の話を聞いていると、面接を3回くらいやってようやく社長面接。

だったそうで、かなり優遇されていたようでした。

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そして、私がその会社に決めた理由は、社長面接にありました。

社長面接。私が苦手だった、典型的な質問に、企業が求める回答をする。

と言うものではありませんでした。

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1番印象に残っているのは

無人島で、人も車もこないところに信号機があります。その信号が赤だったらあなたは渡りますか?」

と言う質問。

私は

「私は渡りません。普段から、ルールを守っていない人を指摘したりすることが多いので、自分が人に間違いを正すには、自分自身がルールを守っていないといけないと思うからです。」

的なことを答えました。

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そんな面接を経て、この会社なら、上面の成績ではなくて、私が得意だと思っている、考えること、やその考えを評価してもらえるのではないかと思いました。

それと同時に、沢山の社員がいる会社の中で、同じような学歴成績の人の中で埋もれてしまうより、

飲食、なおかつ社員も少ない中で、抜きんでることで評価してもらって、会社の中で上へ上り詰めていくほうがやりがいがあるんじゃないか。と。

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そんなわけで、私は今の企業に就職することを決めました。

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